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皇紀2685年(2025)11月

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韓国兵とベトナム戦争 ライタイハンと呼ばれる子供たち

(YouTube)

 韓国軍は1965年よりベトナム戦争に米国の傭兵として参戦、合計31万人を派兵した。そして韓国軍による民間人の大量虐殺が際立って多く行われた。民間人大量虐殺の約82%、30万人が韓国軍によるものだった。南ベトナム解放民族戦線は、韓国軍による拷問・虐殺事件、女性への暴行・強姦事件などを連日放送していた。韓国軍の蛮行の大部分が老人・女性・子供に対してであり、その殺し方も残忍そのものだった。若い女性と見ると強姦してそのまま連れ去り、従軍慰安婦や性奴隷として使った。妊婦は胎児が破れ出るまで軍靴で踏み潰した。米軍もさすがに驚いて画像と共に報告書を作成し、米議会に報告した。虐殺現場のベトナム人生存者は韓国軍は米軍よりも残虐であったと証言している。ベトナムでは至る所に石碑が立ち、韓国の残虐行為を忘れるなと誓い合っている。虐殺現場の一つハンミ村には記念館が建ち、韓国軍の残虐行為の写真や絵などを展示している。しかし未だに韓国はベトナムに謝罪も賠償もしていない。強姦された数十万人の女性が生んだ混血児は「ライタイハン」呼ばれ、35,000人にも達している。管理売春では有り得ない事だ。それどころか新聞に「ベトナム女性は逃げない」と広告して人身売買をし、国連から人身売買国家のレッテルを貼られた。

 韓国軍兵士。こんな奴らが日本人と同じ顔をしていることがおぞましい。

インディアスの破壊についての簡潔な報告

(ラス・カサス)

 ラス・カサスはスペイン国王に対して、「平和で謙虚なしかも従順で他人を傷つけることのないインディアスの人々」を守るよう願い出ているが、これは言い換えれば、このような特性を持っている民族は、野蛮な民族によって虐殺の標的にされてしまうということを言っている。
 またインディアスのことを、領主に対しても新しく外からやってきたキリスト教徒に対しても実に恭順で忠実である。彼らは世界でもっとも謙虚で辛抱強く、また温厚で口数の少ない人達で、諍いや騒動を起こすこともなく、喧嘩や争いもしない。そればかりか彼らは怨みや憎しみや復讐心すら抱かない。この人達は体格的には細くて華奢でひ弱く、そのため他の人々と比べると余り仕事に耐えられず、軽い病気にでもかかるとたちまち死んでしまうほどである、と言っている。これは日本人にそっくり当てはまるのではないか。少なくとも共通する部分が多いことは確かである。もし日本列島がカリブ海にあったら、インディアスと同じ目に合っていたことは間違いない。
 40年間にキリスト教徒達によって子供を含めた男女1200万人~1500万人、あるいはそれ以上の人々が殺された。それも生易しい殺され方ではなく、思いつく限りの残虐さで娯楽の一環であるかのように殺された。なお、虐殺を行ったのはスペイン人だけでなくドイツ人やオランダ人もいたが、ラス・カサスも驚くほど冷酷無比だったのがドイツ人で、スペイン人も青ざめるほど残虐なやり方で400万人を超える虐殺を行なった。
 もともと遊牧民族である白人は、獲物となる動物を狩ったり飼育した後に殺して肉を食っているせいか、いざとなったら人間に対しても残虐なことを平気でする。人間を動物のように扱うことに抵抗がないのだ。その点、農耕民族は違う。
 この記録を読むと白人キリスト教徒の本質がよくわかる。キリスト教は虐殺教であり破壊教である。そしてキリスト教徒は虐殺魔であり破壊魔である。非白人や異教徒を人間だとは思っていない。このコンキスタドール(征服者)達の子孫が本国スペインでまだのうのうと生き永らえていると思うと背筋が寒くなる。何かきっかけがあればその血が再び目醒めて人を殺し出すだろう。また、ここではスペイン人が虐殺魔として取り上げられているが、この記録を基にスペイン人の蛮行を世界に喧伝したイギリス人とて同じようなことをやっている。これほどまでにキリスト教徒というのは野蛮で残虐で浅ましい。人ではなく獣だ。大東亜戦争でアメリカから無差別大量虐殺を蒙った日本人だからなおさらそう思う。このような奴らに人権などを与える必要はない。そして当然のことながら人に危害を加える害獣は、この世から一匹残らず駆除しなければならない。それこそどのような宗教が奉じる神であっても、必ずその行為を祝福してくれることだろう。

コロンブスは英雄か、それとも犯罪者か

(斎藤吉久)

■カトリックの世界布教戦略が招いた悲劇
 コロンブスの航海とその後の悲劇が引き起こされたのは、間違いなくローマ教皇の存在である。
大航海事業が教皇のお墨付きで推進された。教皇は先住民の奴隷化を認めたほか、キリスト教徒に対して征服戦争への参加を呼びかけ、参加・協力した者には贖宥(免債)その他の精神的恩賞を与えた。
 15~16世紀、ポルトガル・スペインによる大航海事業はローマ教皇が発布する教皇文書が重要な役割を果たし、しかも教皇の決定はキリスト教王国に対して強い精神的拘束力を持っていた。かたやポルトガル国王もスペイン諸侯も自分たちの海外発展事業を正当化し、鼓吹するために教皇に対して精神的支援を求め、かたや教皇はカトリックの強制拡大のために明確な援助を与えた。

 天皇の地位とローマ教皇の地位とを同列に論ずる輩がいるがとんでもないことだ。世界侵略にお墨付きを与えて征服戦争への参加を呼びかけ、先住民の奴隷化を認めたローマ教皇など、天皇の足下にも及ばない外道の極みだ。

 スペイン・ポルトガルは1479年のアルカソヴァス条約で、発見地の領有・航海権を2分割した。この条約はポルトガルにとっては、教皇ニコラウス五世およびカリストゥス三世の大勅書によって認められたアフリカからインドにいたる地域を領有し、航海や貿易、キリスト教布教などの事業を独占的に展開する特権をあらためて確認させることとなった。
 大航海事業はポルトガルが先行し、スペインが大きく立ち後れていた。それを同等にまで引き上げたのがスペインのイザベラ女王の支援で展開されたコロンブスの新大陸航海。その結果、教皇アレキサンドル六世の大勅書で、両国により世界が2分割(デマルカシオン)された。スペイン・ポルトガルによる世界支配をローマ教皇が認め勧奨したことが、キリスト教徒による新大陸への侵略や先住民殺戮に繋がったことは確かである。

 カトリック教会は近年、みずからの非を認めることに熱心だが、異教世界を侵略し、異教徒を殺戮し異教文明を破壊したことへの悔い改めは十分ではない。ミレニアム2000年の平成12年3月、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世は「謝罪のミサ」を行い、過去二千年にわたる教会の過ちを認めたが、その中の「愛と平和、諸民族の人々の権利と、彼らの文化と宗教に対する尊厳に反する行為の中で犯した罪」ではあまりにも抽象的過ぎる。さらにもっと不可解なのは、日本のキリスト教指導者たちがカトリック教会が戦略的に展開した異教徒迫害を棚に上げて、はるかに軽微だった自分たちの「受難」を過度に強調していることだ。異教徒・異文明に対する侵略と殺戮への真摯な自己批判を前提としないカトリック教会の指導者たちの「戦争責任」論は、不公正でバランスを欠いているといわざるを得ない。