アメリカ民主主義・ソ連共産主義の実験後は
アメリカ民主主義は所詮建国200年程度の浅知恵で作られたものであり、アメリカという大実験場で試されているものです。そしてソ連共産主義という大実験が失敗に終わって久しい今、アメリカ民主主義の大実験も失敗に終わろうとしています。そうなると、その後の世界を席巻するのは何でしょうか? ひょっとしたら和の精神に基づく日本の伝統的民主主義かもしれませんね。
国民が潜在的に求めているもの
これから日本の指導者になる者は、国民が潜在的に求めているものにひれ伏し、国民はその指導者にひれ伏します。そして国民が潜在的に求めているものとは伝統文化への原点回帰だと思います。
今日の危機を救える者たち
今日の危機を救う力は既存政党にはありません。田舎の素質の良い旧家の青年と人々が最後の頼りです。日本人の純潔の血は日本人らしく行動せよと囁きます。敗戦によってこっぴどく打ち負かされ、外国化された政治・教育・言論は青年を満足させません。青年は日本の伝統的思想を欲しがっています。これからは地方の誇り高き旧家の人々の出番です。既存の政治家をあてにせず、祖先からの血の囁きを聞き、先導して道を切り開いて行ってほしい。
米国化の危険性を知る
戦後、日本人の心の中に組み込まれた米国的なものへの憧れと従順、政治・社会構造の米国化がいかに誤りであり、危険なものであるかを知らなければなりません。
今アメリカは衰退しつつあり、世界中から基地を撤収し、弱くなった軍事プレゼンスのせいでドルが石油決済に使われなくなって価値の裏付けを失い、ドルの信用が落ちてゆきます。すると世界は金本位制に戻り、金(ゴールド)をたくさん保有していて強力な軍事力を持つ国の通貨が信用され、新たな基軸通貨になり得ます。すでにドイツやBRICSの中国、ロシア等は金をかき集めており、おそらくBRICSは共通の通貨を発行してそれをドルに替わる基軸通貨にしようとするのではないでしょうか? よって日本もアメリカ国債なんかさっさと売り払って金に替え、円の信用を支えると同時に国防力を高めてBRICSに対抗しなければならないと思います。それは日本がアメリカのドル体制から抜け出し自立するチャンスでもあります。
日本人は先人の正しさと犠牲を思い出せ
日本人は半世紀前の父兄たちの正しさと、そのために払った犠牲を忘れさせられています。取り戻さなければなりません。