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皇紀2685年(2025)4月

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日韓大討論

[西尾幹二×キム・ワンソプ]
(キム)韓国で新たな歴史観を試みるのは簡単ではない。討論では済まず内戦になってしまうだろう。そこで日本の支援を期待したが、実は韓国の反日教育が日本の反日勢力に支援されて行われていることを知って衝撃を受けた。韓国の反日意識を失くすには、先ず日本国内の間違った歴史観を変えなければならないと思う。

 韓国の反日教育が日本の支援勢力と結託して行われていることが大問題なのです。日本の内部が病巣に冒されているのです。だから先ず日本国内の反日病巣を取り除かなければなりません。世界の反日活動の主犯は反日日本人なのです。
(キム)朝鮮人に大変尊敬されていた学者の本に、日清戦争時、朝鮮の全羅道で戦った清軍兵は敗走する際に通過する村々を略奪し女性を陵辱した。しかし日本軍はそんなことをまったくしなかった。大陸では清軍のような行いが普通だったので、日本の軍隊は奇異に見られたとある。

(西尾)日本が敗戦によって1868年以降に取得し、国際的な承認も得ていた領土まで放棄させられたのは、正当性に欠けるものであり、連合国側による日本に対する差別である。満州は1930年以降に取得し国際的な承認を得ていなかったが、沖縄、台湾、サハリン、朝鮮、千島列島、ミクロネシアは正当に取得されたものである。

(キム)戦後の日韓国交樹立交渉で日本の代表であった久保田貫一郎は、サンフランシスコ講和条約締結前に勝手に朝鮮を独立させた米軍の行為は国際法違反であると主張していた。日本は朝鮮に執着心があったようだが、韓国人は何故敗戦国の日本が分断されず、朝鮮が分断されなければならなかったのかという不満を持っている。

(西尾)日本が分断されなかったのは、トルーマンがその交換条件として大陸にいた日本兵80万人を強制労働につかせることをスターリンに約束したからである。日本に知らされたのは戦後30年経ってからである。その結果シベリアで10万人が死亡した。

 酷い話です。これでトルーマンの人道に対する罪は、原爆投下に次いで更に積み上がりました。

(キム)併合時代の朝鮮人は日本軍の兵士になりたがっていた。1938年の志願兵募集では406人の枠に対して2946人、翌年には613人に対して12000人余、1943年の戦争たけなわの頃には6300人に対して30万人余の応募があった。この事実を知ったら韓国人は衝撃を受けるだろう。もちろん強制されたのではない。

(キム)戦時中の朝鮮人は日本人と同じ敵を敵として戦った。しかし戦後は手の平を返したようにそれを忘れたふりをして戦勝国のように振舞った。日本と独立戦争を戦って勝ったのだと言い出し、歴史教科書にもそう書き始めた。しかしこれは明らかに嘘だし、義理を欠く行為だ。例えばオーストリアはドイツに対して決して戦勝国として振舞ってはいない。戦後の日韓の歴史認識の争いはこの嘘から始まっていると思う。

 確かにその通りです。戦後の日韓の歴史認識の争いはこの嘘から始まっています。
(西尾)戦前の日本を前近代的な農業国のように思っている若者が多いが、とんでもないことで、エレベータも地下鉄も雑誌ジャーナリズムもあり、女子高等教育も社会保障制度も開始されていた。男女同権も農地改革も戦前・戦中に始まっていた。総力戦においては合理性が求められるので、女性の力も頼りにされ、地主階級の特権も抑えられ、そのため平等が推進された。何もかも戦後にアメリカから与えられたのではないのだ。農地改革も昭和初期に日本の官僚によって立案され、実行される寸前まで来ていたのだ。
 その通りです。日本型民主主義は確実に育っていたのです。日本はもう一度日本型民主主義を取り戻さなければなりません。それは「臣民民主主義」です。天皇を尊崇し、国体を護持する誓いを立てた者だけが公職に就くことができ、参政権を持つことができます。

(キム)日本の日本人に対する反日教育は異常だ。韓国の反日は一種の苛めだ。悪いことをみんな日本のせいにしている。日本から抗議がないから図に乗って歯止めが効かない。日本が抗議すれば日本悪玉論は消えてゆくだろう。韓国の教育では朝鮮民族が日本に同化したことを教えていない。日本人が朝鮮人を苛め、苦しめ、殺したとだけ教えている。しかし満州では朝鮮系日本人として満州人を支配し、満州人に反発もされた。また、泰緬鉄道建設に動員した英軍捕虜を苛めたのは朝鮮系日本兵だったし、彼らは白人を好んで迫害した。このようなことは韓国では一切教えていない。むしろ逆のことを教えている。

(西尾)日本でもGHQによりアメリカに都合の良い教育がなされたが、戦中・戦前の状況を知っている年長の子供はそれを信じなかった。しかし1985年頃から戦後世代が教壇で多数を占めるようになり、歴史教育がおかしくなってきた。GHQと共産主義者の援護を受けて日教組が一方的な偏重教育を行うようになって以降のことである。

 こんなことを予想できなかった日本国民、為政者が悪いのです。教育改革こそ最優先で行わなければなりません。

(キム)韓国でも「洗脳教育」が行われている。他の考え方に接する機会がないので、内容を疑うこともない。そのため他の解釈もあるんだということを早く知らせることが必要。

(キム)朝鮮人は民族というものを考えずに来た。日本人は日本民族としてのアイデンティティを持っているが、それは長い間固有の社会・文化・風俗・伝統を守ってきたからであって、地球上では稀だ。韓国の民族の歴史は長いと考えられているが、実際は1392年に始まる李朝以降の500年位。その前は高麗時代であったが、半島にあった国ではなく大陸にあった国だと思われているので、民族と言うことをあまり考えたことがない。しかし日本人の民族アイデンティティは世界最強と言っていいほどに強い。

(西尾)日本人は外国人に対しても、自分達と同じように単一のアイデンティティを持っていると思いがちである。

(キム)韓国も500年の民族としての歴史があるから、多少は単一のアイデンティティを持つ傾向はあるが、日帝36年間の方がインパクトが強かった。日本文化と共に近代資本主義や議会制民主主義が移植されたからである。しかし神道や天皇については拒絶反応があった。強固な儒教の伝統が浸透していたからだ。
 日本人は韓国人も他国に侵略されれば怒って独立運動に熱心になるだろうと考えるが、日本人ほど強いアイデンティティを持っていない韓国人はそうは考えない。
 日本は隔離された一つの世界だ。しかしそのせいで国際化が妨げられているとも言える。日本人はもう少し自身の特殊性を自覚すべきだ。

 これは意外です。朝鮮人は外国に侵略されてもさほど怒らないし、独立運動に熱心になることもないというのですか。であれば、日本は朝鮮を遠慮なく占領・支配し、都合のいい属国として扱えばいいということです。長い間シナ王朝に属国として扱われてきたから、属国根性が染みついているのでしょう。却って独立国として待遇してはいけないのです。

(キム)韓国は自身のアイデンティティが不安だから、わざと強い民族意識を煽る歴史教育をしている。韓国人にはもともとアイデンティティはない。朝鮮古代のアイデンティティも近代のアイデンティティも偽物だ。

 なるほど。異常な歴史教育をしているのは、強固なアイデンティティがなく、それだけ不安だからなんですね。愛国心も偽物であり、体制が変わればすぐに失ってしまうのです。
(キム)20世紀に作られた朝鮮史上最大の政治組織「一進会」は、朝鮮併合直前に100万人の会員の名前で「韓日合邦を要求する声明書」を発表した。それによると「ハーグ事件を起こした韓国は今や死に体だ。近年日本人が大勢流入し、このままでは韓国は日本人の国になって韓国人は奴隷になってしまう。だったら劣等民族として保護されて生きるより、日本と合併して大帝国を作り、世界の一等国民として日本人と同待遇の暮らしをしよう」と言っている。
(西尾)日本は何故得にもならない朝鮮を併合したのかを、今問われなければならない。1910年の併合から敗戦までの間、当時の金で20億8000万円(現在換算63兆円)を持ち出している。
(キム)日本にとって朝鮮は大陸への前哨基地であり、新しい日本の領土として捉えたため、莫大な投資を惜しまなかった。つまり収奪するのではなく日本化していったのだ。
(西尾)日本は朝鮮を保護国扱いしておけば良かったのだ。保護国であれば期限が来たら終わりにすれば良いが、併合だと期限がないためブーメラン現象が起こる。朝鮮の日本化の後に日本の朝鮮化が起こるということだ。
 なるほど。日本の朝鮮化なんてとんでもないことです。儒教的価値観が蘇って猛威を奮い、近代化が停滞してしまうことになるでしょう。
(キム)日本が敗戦したことが原因で朝鮮は強制的に日本から分離され、南北に分断され、反日政策を取らされたので、韓国だけに責任があるのではない。
(西尾)江戸時代、外国人の序列は、朝鮮人、琉球人、支那人、オランダ人の順で、通信使の待遇は朝鮮人と琉球人は江戸城内で接待したが、支那人は入場させず、オランダ人にいたっては歌唱や舞踊をさせる芸人扱いだった。
(西尾)南北朝鮮が統一されると130兆円の費用がかかるという試算がある。東西ドイツの統一より大変だ。人口の違いと通貨の価値の違いが大き過ぎる。現時点では南北の為替取引は無理なので、時間をかけ段階を経て統一するしかない。日本も負担をせずには済まないだろう。およそ20兆円位は求められるのではないか。しかし北朝鮮が民主国家にならない限り断じて支援すべきではない。
(西尾)日露戦争後、日本は油断した。勝利で傲慢になり、豊かになるとお人好しが丸出しになるという特有の性格が、「アジアは一つ」という黄色人種一体論を台頭させて日韓併合へ走らせた。
 幕末頃には福沢諭吉が支那・朝鮮に対し日本と共に西欧諸国に対抗しようと呼び掛けたが、どちらもそれに応えなかった。それどころか李氏朝鮮は朝鮮改革派リーダーの金玉均を日本から上海におびき出し、暗殺後に朝鮮へ運んで八つ裂きにして晒し物にした。これに怒った日本は共同戦線を諦めた。朝鮮では既にこの時代から華夷秩序により親日派には大変厳しかった。
(西尾)朝鮮半島は日本にとって地政学上の要衝であり、死活に関わる場所だ。しかし朝鮮人は東夷思想から日本の支配は許し難いと考えていた。日本人を野蛮人として見下していたのである。ところが現代の韓国の歴史教科書では、逆に日本人が支那・朝鮮人に対して優越感を持って接し、悪行を繰り返したと書いている。話が全部逆だ。
(キム)両班はもともと人口の1~2割だったが19世紀になって7割に増えた。族譜を金で買った偽者が増えたからだ。両班は仕事をせず1年中法事を行っていた。軍隊にも行かず税金も払わないため社会が維持できなくなっていた。それが李朝末期である。
(キム)朝鮮に対する日本の貢献を高く評価するのは、単に資本の投下による工場建設やインフラ整備ということだけではなく、儒教思想に支えられた堅牢な朝鮮文化・社会制度・理念を破壊してくれた上に、近代社会の基盤を築いてくれたからである。
 これってGHQに対する左翼日本人の感情に似ていませんか。日本の国家神道に支えられた堅牢な日本文化・社会制度・理念を破壊してくれた上に、近代社会の基盤を築いてくれたと思いこんでいます。

(西尾)日本の戦後社会にも似たことが言え、GHQによる破壊がかなり役立った面がある。しかしアメリカ文化に汚染されたことで、戦前の屈強な精神文化が失われるという負の面もあった。韓国も日本の大衆文化を受け入れたがらないのは、負の影響を恐れているからではないのか。

 やはり西尾氏も戦後のアメリカ文化流入の功罪を説いておられます。戦後日本の急成長には旧体制の悪しき部分の破壊が役立ったことは否定できません。
(キム)朝鮮人は原理主義者だ。儒教も支那以上に昇華発展させたし、キリスト教も世界で最も熱心な信者が多い。つまり過激な国民性だ。
 なるほど。「朝鮮人は原理主義者だ」とは、一言で見事に国民性を言い表しているように思えます。

(西尾)日本には外来の思想・宗教は根付かない。

(キム)宗教の影響力が強いほど未成熟な社会のはずだが、例外がユダヤ人と日本人だ。日本神道は人類が作り出した最も理想的な形の宗教だと思う。

 確かにユダヤ教と神道には親和性があります。古代に交わったせいかもしれません。
 神道はあらゆる宗教を受け入れますが、日本化する過程で廃れるものは廃れてしまいます。そして良い部分だけが神道に取り込まれて進化します。

(西尾)確かに神道は副作用のない宗教で、他の宗教が根付かないのは神道があるからだろう。しかし注連縄が象徴しているようにどこでも聖域にできるが範囲が狭い。だからキリスト教のように外国を侵略してまで聖域を広げようとはしない。おかしな国だ。

(キム)日本はアイデンティティがはっきりしているが朝鮮ははっきりしていない。だから不安が根底にあり、愛国心といっても明確ではない。自民族と異民族に半分ずつ愛着を持っているようなあいまいなものだ。だから日本人は自身がイメージする愛国心を韓国人に当てはめてはいけない。
 韓国人のアイデンティティは偽物だ。体制に洗脳された結果であって、体制が変わればすぐに消えてなくなる。実は韓国にはアイデンティティはないと思っている。朝鮮人は生物学的にはカザフスタン、キルギス、モンゴル、満州族、女真族と近く、支那人とは遺伝子的に関係がない。しかしアイデンティティは古来より支那に置いてきた。そして女真族こそが本来の朝鮮族だと思っている。昔は「女真」と「朝鮮」は発音が同じだったので、音を聞いた誰かが「女真」という文字を充てたに違いない。しかし朝鮮半島に入ってきた人達は大陸から来た勢力なので、女真族や満州族と分離してしまった。だから朝鮮王朝は女真族ではないし、女真族を野蛮人だとして交流しなかった。

 ということは、占領して教育すればすぐに新しいアイデンティティを受け入れるということです。また、朝鮮人は生物学的にはカザフスタン、キルギス、モンゴル、満州族、女真族と近く、支那人とは遺伝子的に関係がないと言うことは、やはりモンゴル帝国や清などに占領支配された結果、混血が進んだということでしょう。

(キム)百済は朝鮮半島だけの国ではなく、中国大陸に深く入り込んだ大きな国であった。北京や広東省辺りも百済の領内であった。新羅や高句麗ももっと大きな国であったと考えられていて、朝鮮半島に限った国ではなかった。

(キム)韓国で漢字が使われなくなったのはハングルの方が楽に使えることと、パソコンに向いていたことだ。

(キム)日本は国土だけを見れば島だが、人口や国力を見れば中国やヨーロッパ、米国に匹敵する独自の大陸であり大国だ。そして独自の文明圏だ。韓国の有名な東洋哲学者である金容玉(キム・ヨンオク)はKBSテレビで日本のことを「超強大国であり、民度や潜在力においても最高水準の国である」と言っている。日本人は敗戦で自己卑下と無気力に陥ってしまったが、自信を取り戻すべきだ。

 「日本は島国だが実体は中国・ヨーロッパ・米国に匹敵する独自の大陸であり大国だ」とは褒め過ぎでしょう。しかし一旦自信を失くすとその落ち込み様は凄まじく、それは内心自分を大国だと思っていたからかもしれません。思い当たる節があります。それにしても日本にもう少しだけ豊かな資源と広い国土があれば、アメリカの攻撃を撥ね返し、やがてアメリカを凌ぐ世界一の強国になれたのかもしれません。

(西尾)ヨーロッパ諸国は戦争ばかりしながら段々とアジアを侵略してきた。そしてアジアで得た物産と富を戦争のために使った。日本は当時のロシア・オスマントルコ・ムガール・清という四つの帝国のどれにも属さず、武士が支配していたから侵略されずに済んだ。

(キム)ヨーロッパがアジアを侵略する前に、それに必要な物をアジア自身が与えていた。8世紀に紙、12世紀に火薬、14世紀に印刷技術と羅針盤。

 今はアメリカが自分の敵であるロシアや中国に経済力・兵器・物資を与えています。日本も中国・南北朝鮮にそうしてきました。どこもおかしな国です。

(西尾)日独伊三国同盟は日本にとって大失敗だった。日本を叩こうと虎視眈々と狙っていたアメリカに良い口実を与えてしまった。もし日本が連合国側に立ってドイツ等と対抗していたら、満州はそのまま日本領土として保全され、朝鮮も併合されたままで、支那も共産化しなかっただろう。そして連合国側で協調して支那を開発することになっただろう。1935年に米外交官マクマリーが、日本を敗北させても代わりにソ連が台頭するだけで、極東にも世界にも利益にならないから止めろと忠告したのに、ルーズベルトは無視した。
 真珠湾攻撃にしてもドックを破壊しなかったことと、暗号を解読されていたことに気付かなかったことが大失策であった。

(西尾)慰安婦は古今東西どこの国にも存在したもので、今でもある。公娼制度下の当時では日本人慰安婦もいて、韓国人を差別したわけではない。

(キム)韓国の従軍慰安婦達が公の場に出るようになったのは90年代だ。彼女達の中には結婚したり事業に成功して幸せに暮らしている人達もいるが、そういう人達は沈黙している。激しい抗議をしているのは失敗した人達だ。成功していたら過去の恥を公言するはずがない。また、この人達は大部分が騙されて連れて行かれたと言っているが、記録を見ると慰安婦を募集する業者が両親に当時の金で2,000円ほどを渡して娘を連れて行ったケースが多い。軍隊は慰安婦募集に関わっていない。業者が連れてきた女性を健康診断して管理していただけだ。

(西尾)日本にも敗戦後アメリカ占領軍のために日本人慰安婦が20万人ほどいた。しかし自分がかつて慰安婦だったことなど絶対に口外しない。

 と言っても居たことは事実ですし、その後どのように暮らしたのでしょうか、またその子孫たちは何をしているのでしょうか。ひたすら過去を恥として隠し続けているのでしょうか、あるいは居直って生きているのでしょうか。

(キム)韓国人慰安婦も女性運動団体に焚きつけられて証言するようになった。金ももらえるので本当に慰安婦だったかどうかもわからない。しかし本当に罪を問われるべきなのは娘を騙した両親だ。朝鮮では親が子供の生殺与奪権を持っており、殺すことも容認されていた。日帝時代には総督府の官吏達に自分の子供を奴隷や妾として捧げたこともある。

(西尾)ナチスも同様の慰安婦施設を持っていたが、ユダヤ人ホロコーストに比べれば取るに足らない問題とされた。韓国もベトナム戦争時にライタイハンと呼ばれる私生児を約7000人残してきている。だからお互いこんな問題で糾弾し合うのはやめた方がいい。
 従軍慰安婦問題を取り上げたのは朝日新聞だが、盧泰愚大統領は迷惑だと言わんばかりだった。しかし日本側から言い出したことだけに謝れと言わざるを得なかった。そうしたら宮沢喜一と河野洋平がペコペコ謝った。謝れば済むと考えたのだ。そこで韓国に首根っこをつかまれて今度は賠償金を支払えと言ってくるようになったのだ。

 朝日新聞や吉田清治は善人ぶって新たに戦争の種を蒔いたのです。そのせいでどれだけ多くの無辜の民が犠牲になることでしょうか。外国に渡った日本人女性がこのことを理由に襲われる危険があります。

(キム)戦後、韓国で反日機運が高まったのにはアメリカの政策があった。李承晩は反共教育と平行して反日教育を奨励したが、その背後には日本を強大国として再興させてはならないというアメリカの意思があった。

(西尾)アメリカはサンフランシスコ平和条約で日ソ間の領土の境界を明確にしなかったが、それはきっと永遠の争いの種にするためであったと思っている。アメリカは世界中でその統治方法を採用している。

(キム)戦後、外国にいた独立運動家達が韓国に帰国し政治的主導権を握った。しかし彼らはまともに独立運動などしたことがない、ただの馬賊、テロリスト、ルンペンのような連中だった。これが韓国の悲劇の元だった。

(西尾)日露戦争について日本の「新しい歴史教科書」では、「近代国家として生まれて間もない有色人種の国日本が、当時世界最大の陸軍大国だった白人帝国ロシアに勝ったことは、世界中の抑圧された民族に独立への限りない希望を与えた」と書いている。しかし韓国は次のような文句をつけてきた。満州と朝鮮の支配という戦争目的を隠蔽しており、白人と黄色人種の対立という構図を取ることで、朝鮮侵略のための戦いを日本が黄色人種を代表して白人と戦ったように書いていると。ところが安重根は獄中で日本の勝利を大いに喜び、昨日までの日本に対する憎しみがたちまち消えて、逆に一大愛種党になったと書いているのだ。つまり韓国の文句には安重根ですら納得しないだろう。

(西尾)日本は戦後、欧米諸国に対してはまったく罪の意識を持たないが、近隣諸国に対しては迷惑をかけたという意識がある。特に朝鮮戦争による特需で素早く復興を成し遂げられたことが、よけいに恐縮する気持ちを抱かせた。そのせいで中韓からのクレームに強く反論することをしなかった。しかし中国ではソ連の崩壊で共産主義を否定せざるを得なくなったため、共産党の正当性を証する根拠を日本との戦争に勝利したことに求めた。韓国では李承晩による反日教育を受けたハングル世代が大人になってから反日が激しくなった。そうした中韓の背景や意図を理解している言論人は日本でも1割ぐらいしかいない。

(キム)韓国を過大評価してはいけない。韓国の民主化が始まったのは1994年からで、それ以前はずっと軍事独裁政権が続き、洗脳教育が行われていた。さらに民主化は徐々に浸透していったので、思想・言論の自由もまだ十分ではない。しかし少しずつ変わって来ている。日韓間を行き来する人も増えて、真実を知る機会が増えている。

(西尾)日本がアメリカへの防衛依存から脱するためには、国内の軍事大国化を嫌う勢力を説き伏せなければならない。そのためには日本が戦った過去の戦争が、アメリカに対して正義の戦争であったという自己革新を持つことから出発しなければならない。

(西尾)保守にも二通りあって、極めて自覚的な保守は問題ないが、何もしない保守、現状維持に汲々とする保守、平和の念仏にすがる生温い無自覚な保守は、日本を危うくする。彼らはマルクスを用いないマルクス主義者だ。そしてシロアリのようにこの国の土台を食い荒らしている。保守を語って保守内部を骨抜きにしている。朝日新聞の社説はそういう勢力の象徴だ。

大東亜戦争開戦70周年記念大討論

[チャンネル桜より]
 大東亜戦争はアメリカの仕掛けた犯罪であり、またアメリカの大失敗に終わった戦争であった。そのせいで日本は大被害を蒙った。
 日英同盟破棄はアメリカが日本を潰すためというより、イギリスの力を削ぐために行ったことであり、イギリスを衰退させ、代わりに世界一の覇権大国になりたかったのだ。
 資本主義の歴史は略奪の歴史であり、スペインやポルトガルに始まり、オランダ、イギリス、フランス、アメリカへと主役は移って行った。しかし1973年に出現したOPECが世界に革命をもたらし、資源国が強くなって先進国が不利となってしまった。そこで欧米は商品先物市場を通じて原油価格の決定をニューヨークとロンドンで行えるようにし、主導権をOPECから取り上げた。しかしそれも限界に達してしまい、次に彼らが狙っているのは日本の巨額の資産である。TPPはまさにその手段の一つである。

 もしアメリカという国がなかったら、日本はアジアから西洋植民地主義諸国をすべて追い出し、日本の支配の下「大東亜共栄圏」を完成させていたでしょう。アジア各国は日本的な民主主義国家となり、みんな今よりも遥かに豊かで幸せに暮らしていたでしょう。ソ連はドイツと日本から攻められて共産政権が崩壊し、東西の領土を大きく奪われて弱小な農業国になっていたでしょうし、支那もソ連の崩壊で共産化することなく、朝鮮も朝鮮戦争が起こらないので二分割されることもなく、オーストラリアやニュージーランドも「大東亜共栄圏」に組み入れられて、白人たちは逃げ出していたでしょう。
 ドイツもソ連から奪い取った広大な領土を含めた全ヨーロッパを支配し、ヒトラーはナポレオン以来の大英雄として人々に賞賛され、支配下にある国々をナチズムに基づいて改造していったでしょう。ユダヤ人は徹底的に排除され、ユダヤ人の金融システムは破壊させられたでしょう。
 世界は日本が支配するアジアと、ドイツが支配するヨーロッパの双壁の時代となっていたでしょう。

先の終戦で戦いが終わったわけではない

 [京都大学大学院教授/藤井聡]
 ペリー来航以来、日本は世界各国と戦い始めた。日清・日露と二つの大きな戦争に勝利した後、日米戦争で歴史上初めて敗戦を経験したことは一つの大きなハイライトではあったが、それで戦いが終わったわけではない。まだ続いている。

[杏林大学名誉教授/田久保忠衛]
 日米戦争の原因は日本人移民問題と日本人に対する人種差別であった。

大東亜戦争とナチスの戦争とはまったく違うもの

[西尾幹二]
 関が原の戦いの年(1600年)にイギリスは東インド会社を作り、アジア侵略を開始した。その帰結として大東亜戦争があり、日本は自国防衛のためやむなく反撃に出たのである。だからナチス・ドイツの行った戦争とはまったく違うのである。ここを欧米は恣意的に同列に扱い日本を悪の枢軸の一員として論じ、自分達の非道を隠してしまった。
 大東亜戦争を真珠湾攻撃から描くと、何故日本が戦わざるを得なくなったのかが分からないので、日本が悪いように思われてしまうのである。

 大東亜戦争を論じるには、西洋諸国がアジア侵略を開始した1600年頃から始めなければならないでしょう。

日本人には「悪の思想」が欠けている

[西尾幹二]
 戦争の原因は平和にある。平和が戦争を作り出す。だから常に戦時意識を持つことが大事である。
 日本人には「悪の思想」が欠けている。ヨーロッパにはホッブス、シナには韓非子がおり、他人の中に潜む悪を抉り出し、自分の中に潜む悪も認識した。しかし日本では悪の思想が育たなかった。今後日本が諸外国との交渉の中で一層の独立と平和を実現してゆく為に、また戦後押し付けられたアングロサクソン的世界秩序を駆逐し、逆に日本的世界秩序を世界に浸透させるためには、どうしても身に着けておかなければならない要素である。

 「戦争の原因は平和にある」というのは重い言葉です。まさに今、戦争の種が熟しつつあるからです。なぜ日本人には「悪の思想」が欠けているのでしょうか? 戦国時代にはあったはずです。それが江戸250年の平和な間に消え失せてしまったのでしょうか? やはり平和は戦争の揺り籠です。平和な時こそ戦時意識を持つことが大事だと思います。

民族戦

[西尾幹二]
長野朗は自らの著作「民族戦」の中で以下のように記述している。

  • アメリカは資本で侵略し、ロシアは武力で侵略し、シナは人で侵略する。
  • アメリカは表皮を剥ぎ、ロシアは肉を喰らい、シナは骨を喰らう。
  • シナは戦争に勝つと相手国の男性をシナ全土に分散させてシナ化し、女性はシナ人男性と結婚させてシナ化する。
 もし日本も中国に征服されると、男性はシナ全土に分散させられ、女性は中国人と結婚させられることになるでしょう。

同じ新興国日本とアメリカの決定的な違い

[西尾幹二]
 戦前の昭和16年、ドイツ人ウェルネル・A・ローエの見た日本。日本人は西洋文明を古来の神道と矛盾するものではなく、進歩をもたらす手段・形式と捉えている。自身の持つ伝統をないがしろにすることなく、分けて暮らしている。そこが同じ新興国アメリカと決定的に違うところである。アメリカは西洋文明の進歩的形式のみを導入し、その合理性や高度な技術を人間生活や生活目的の達成に役立たせることを目的として、物質主義に徹した。それは守るべき精神も伝統も無かったからである。ここが日本と、進んだ文明をただ崇拝・模倣するだけで、自身の伝統を顧みなかった他の新興国との、根本的な違いである。

 アメリカの手法は短期的には成功を得るだろうが、やがて様々な矛盾が露出してそれを制御できず、混乱の中で道を見失って分裂し、互いに潰し合い、衰退してゆくでしょう。歴史の教訓がないからです。現代中国と似ていますね。
 日本は伝統文化との擦り合わせに時間をかけるため急激に進歩することはないでしょうが、歴史の教訓に学びつつ確実に加速度的に進歩してゆくでしょう。

「脱アメリカ」が日本を復活させる

 株式会社アシスト代表取締役会長で評論家でもあるビル・トッテン氏は言う。キリスト教では神が地球を人間のために作ったとして人間が欲に任せて地球を破壊してきた。またキリスト教は自分達の価値観しか認めないため、価値観が違う異教徒をサタンと呼んで屈服させ、殺し尽くそうとする。そのため「破壊教」の異名を持っている。そしてキリスト教は例え一部分でも教義の変更を許さないことから、異教徒に対しては徹底して改宗させようとし、それが無理だと分かれば根絶やしにしようとする。

 大東亜戦争においてアメリカが日本に無差別空爆や原爆まで使って徹底した破壊を行ったのも、無条件降伏を迫ったのも、政治目的だけでなく異教徒を屈服させ殺し尽くそうとしたのでしょう。

真珠湾攻撃70年 フーバー元大統領が批判

 ハーバート・フーバー第31代米大統領(1874~1964年)が、日本軍による真珠湾攻撃の際の大統領だったフランクリン・ルーズベルト(第32代、1882~1945年)について、「対ドイツ参戦の口実として、日本を対米戦争に追い込む陰謀を図った狂気の男」と批判していたことが分かった。
 米歴史家のジョージ・ナッシュ氏が、これまで非公開だったフーバーのメモなどを基に著した「FREEDOM BETRAYED(裏切られた自由)」で明らかにした。
 真珠湾攻撃に関しては、ルーズベルトが対独戦に参戦する口実を作るため、攻撃を事前に察知しながら放置。ドイツと同盟国だった日本を対米戦に引きずり込もうとした、などとする陰謀説が日米の研究者の間で浮かんでは消えてきたが、米大統領経験者が「陰謀説」に言及していたことが判明したのは初めて。
 ナッシュ氏の著書によると、フーバーは第33代大統領のトルーマンの指示で戦後の日本などを視察。46年に訪日し、東京で連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー元帥と会談した。その際、フーバーはマッカーサーに対し、日本との戦争は「対独戦に参戦する口実を欲しがっていた狂気の男の願望だった」と指摘。在米日本資産の凍結など41年7月の経済制裁は「対独戦に参戦するため、日本を破滅的な戦争に引きずり込もうとしたものだ」と語ったという。
 マッカーサーも、「ルーズベルトは41年夏に日本側が模索した近衛文麿首相との日米首脳会談を行い、戦争回避の努力をすべきだった」と批判していた。
 著書ではフーバーが「米国から日本への食糧供給がなければ、ナチスの強制収容所並みかそれ以下になるだろう」とマッカーサーに食糧支援の必要性を説いていたことも詳細につづられており、フーバーの対日関与の功績に光を当てるものにもなっている。
 ナッシュ氏は「この著書が、今でも米国の英雄とされているルーズベルト大統領への歴史評価を見直すきっかけになってほしい」と話している。

 日本がナチスの強制収容所並みになる? ここでも日本人とユダヤ人の運命がシンクロしている。白人キリスト教徒は自分たちより優秀な民族がどうしても気に入らないらしい。

日本神道とユダヤ教との関係

 諏訪大社の祭神は建御名方命(タケミナカタノミコト)だが、ミシャグチ神と云う建御名方命より古い土着神も祭られている。ミシャグチの謂われがよく解らないが、ヘブライ語にすると「イサクの犠牲」となる。
 「鳥居」はヘブライ語アラム方言で「門」と云う意味。古代ヘブライの建物の玄関とそっくりの構造をしている。赤い色は玄関口の二本の柱と鴨居に羊の血を塗らせ、災いが通り過ぎるようにしたことを起源とする。これが「過越しの祭」として今に伝えられている。
 エルサレム神殿の門には、天皇家と同じ「16弁の菊花紋」が刻まれている。これはイスラエル民族の紋章で、ユダヤ教シナゴーグには必ず菊の紋章がある。
 カタカナとヘブライ語がそっくり。また「神々・天皇・貴人」のことを「Mikoto・Mikado」と呼ぶ。
 神社はユダヤの神殿・幕屋に習っている。神輿もそう。ユダヤの神殿・幕屋の構造・設置法は、日本神道と瓜二つ。
 ユダヤ人は祈りの時に旧約聖書を収めた「ヒラクティリー」という小箱を額に付けるが、山伏が頭につける兜巾(ときん)と酷似。また山伏が吹く「ほら貝」は、ユダヤ人の祭りに使う「ショーファー」と云う羊の角で作った吹奏器に酷似。
 過越祭(ペサハ)はユダヤ教の新年祭りで、その日は日本の年越しと同じように家族で寝ないで夜を明かす。更にこの日だけは「種なしのパン(マッツォ)」を食べる。丸く平らなパンを祭壇の両脇に重ねて供えたもので、日本の「鏡もち」と云える。
 ユダヤの「ZION祭り」は、ノアの方舟で大洪水を乗り切ったことを祝う祭りで、京都の「祇園(GION)祭り」と同じく7月17日に行なわれる。祇園祭りに登場する数多くの山鉾の中には、古代ヘブライで用いられた織物と同じ文様を付けたものが存在している。京都市下京区四条鳥丸西入の山鉾「函谷鉾」の前掛けは「旧約聖書」の創世記の一場面を描いた16世紀末のタペストリーである。また中京区室町通六角下ルの山鉾「鯉山」の見送りは古代ヘブライのダビデ王を描いた有名な図である。 更にこの祇園祭りでは「モーセ山」という言葉が用いられ、祇園祭りと古代ヘブライとの関係に、ただならぬものがあることを感じさせる。

秘密結社「八咫烏(やたがらす)」

 日本の諜報機関を「八咫烏」と名づけて、皇室直属機関とすればいい。

■3000年の歴史がある秘密結社
 日本を封じてきたもの、日本を実質的に裏から支配してきた者たちはユダヤ民族の末裔である。彼等は八咫烏の紋章をもった使者に導かれて日本にやってきた。秦氏と呼ばれる一族である。彼等は日本全国津々浦々に神社を作った。神社には鳥居がある。鳥居はそのまま鳥の象徴である。朱色の鳥居は彼の能力の象徴である。賀茂氏は裏天皇の役目を果たす秘密組織八咫烏と呼ばれる集団を擁している。この集団が奥の奥で日本を操作してきたという。天皇=表、ヤタガラス集団=裏であった。
 神社にも表と裏が適用されていた。日本列島に植民した秦氏は灌漑技術、土木技術、建築技術、冶金技術、農業技術、統治能力、蓄財能力、交易能力、職工能力をもっていた。その中で大きな比重を占めていたのは養蚕・機織の技術。秦氏の日本最大の根拠地である京都の太秦には蚕の社である木嶋神社(このしまじんじゃ)がある。秦氏こそ「絹の道」の支配者であった。天皇、豪族を操り、大和朝廷そのものを動かしてきた。ある時は百済勢力、ある時は高句麗勢力をバックアップし、常に権力に近い位置を占めていたのである。対する2つの勢力のバックにいて、どちらが勝っても権力者の勢力につくことができた。これがユダヤ流儀である。

 政・官・産・天皇家、現在の日本のトップに君臨する者たちには裏のネットワークが存在する。八咫烏とはどのような組織か。神道に表と裏があるということは、天皇にも表と裏がある。裏天皇が天皇に代わって神道儀式を祭司として執り行う。裏の天皇に率いられる組織が秘密組織八咫烏。八咫烏――漢波羅(カバラ)秘密組織は、天皇の祭祀のいっさいを仕切るとともに自らも神道儀式を行う。
 八咫烏は現在も存在する。彼らには名前がなく、戸籍がなく一般社会とは異なる世界に生きている。専門家によると、秘密組織八咫烏の人数は数十人――推測では70人前後の規模といわれている。組織の一員として生まれたときから神道儀式全般、陰陽道、迦波羅を徹底的に仕込まれる。そして一生八咫烏の組織の一員として使命を果たす。

 八咫烏の使命は、日本を存続させること。天皇を裏で支え、神道を根幹として霊的な呪術をはりめぐらす。この秘密組織の一団は、下鴨神社を拠点としてひそかに活動している。皇室の存続と神道の擁護のために働いている。
 鳥居は文字通り「鳥が居る」という意味。何のために居るのか、それは不審者が入ってこないよう監視している。チェックポイントで八咫烏が目を光らせている。日本の歴史においてかつて権力を握ったものは、この八咫烏のめがねにかなった人物だけ。日本の歴史において、今まで権力を握ったものは、そのすべてが秘密組織「八咫烏」の力を借りている。

 八咫烏の人数は、数十人。中枢をになっているのは「十二烏」とよばれる12人であり、更にその上に「大烏」と呼ばれる人がいる。大烏は3人存在し、3人で「金鵄」と呼ばれ、「裏天皇」としての役割を担う。彼らは全員が「漢波羅」とよばれる迦波羅(カバラ)の達人で、陰陽師でもある。

中国、朝鮮には封建時代がなかった

 殷・周の古代に封建制はありえない。また李氏朝鮮は封建制ではない。封建制には地方の独立的・半独立的領主の存在があるが、中国にも朝鮮にもそのようなものは存在しなかった。だから中国の場合、反政府勢力は水滸伝のような盗賊集団化するしかなかった。中国では、魏・晋・南北朝の頃に封建制が誕生しかけたが、不十分なまま終わった。
 アジアで封建制を成立させたのは日本だけであり、これが近代化を成功させた要因となった。また封建領主としての武士の間に武士道も生まれた。中国にも朝鮮にも武士道に該当するものは生まれなかった。

 ヨーロッパでは封建領主としての騎士の間に騎士道が生まれた。