★ 1月11日に最新記事を投稿いたしました ★

皇紀2686年(2026)1月

この記事は約5分で読めます。

ネタニヤフ調書 汚職と戦争

 これは2024年にイスラエルとアメリカが合作したドキュメンタリー映画である。しかしイスラエルでは上映禁止になっている。それほど衝撃的な内容である。映像はイスラエル警察が隠し撮りしたビデオで構成されており、登場人物はすべて本人である。
 イスラエルの与党リクード党は、ネタニヤフ首相の汚職をはじめ賄賂や詐欺および背任のせいで国民の人気を失い、与党を滑り落ちようとしていた。このままでは首相を続けられない状況に陥っていたネタニヤフは、失職すればすぐに逮捕され刑務所行きになることは確実だったため、それまで蛇蝎のごとく嫌っていた極右の「宗教シオニスト党」と「ユダヤの力」を取り込み、連立して過半数を獲得し、衝撃の第6次ネタニヤフ内閣を発足させた。そして「宗教シオニスト党」のベザレル・スモトリッチを財務大臣・国防大臣に、「ユダヤの力」のイタマル・ベングヴィルを国家安全保障大臣に、「リクード」のヤリブ・レビンを副首相・司法大臣に任命した。これによってネタニヤフ内閣は金と法律と警察を掌握した。
 なお、ベザレル・スモトリッチとイタマル・ベングヴィルは、過去に多くの虐殺を行っている真正の過激テロリストである。またネタニヤフとヤリブ・レビンの所属するリクード党は、1948年4月9日のデイル・ヤシーン村虐殺事件を起こした連中により作られた政党であり、その時約700人の村人を虐殺している。そしてヤリブ・レビンは最高裁判所を意のままに操るため、政府直轄下に置いた。
 2023年10月7日に勃発したハマス(ガザ地区を実効支配するイスラム武装組織)によるイスラエル南部への襲撃は、すべてネタニヤフが仕掛けたものである。襲撃が開始された09:00の前後6時間は、イスラエル国防システムのスイッチがOFFにされており、ガザとの境界にある高い壁の上の監視兵は、持ち場を離れるよう指令を受けていた。更にネタニヤフが密かにカタール経由でハマスへ5000億ドルの資金を提供していたことも明るみに出た。それはハマスとの戦争を継続するためである。戦争が継続する限りイスラエルは非常事態が続き、ネタニヤフも首相であり続けることができ、逮捕されないからである。そのためグレーター・イスラエル(大イスラエル)を標榜し、ガザやヨルダン川西岸に留まらず隣接する周辺国への侵略戦争を今後も長く続けることを宣言している。

 2023年10月7日のハマス襲撃への報復を名目に行われたガザ市民虐殺は、明らかにホロコーストである。もはやユダヤ人はホロコーストの被害者ヅラを出来なくなり、ナチスドイツのホロコーストを非難することもできなくなった。ネタニヤフが第二のヒットラーとなりホロコーストの加害者となったからである。