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皇紀2685年(2025)3月

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デモクラシーに毒されたせい

 近代日本に古代からの神話が生きていると自信を持って言える人が減ったのは、アングロ・サクソンの秩序であるデモクラシーを押し付けられ、毒されたせいです。

日本の大義

 日本は大東亜戦争を東亜の新秩序構築のために戦ったのであって、一国の利害のために戦ったのではありません。

 日本は大東亜共栄圏という新しい秩序を打ち立てようとしましたが、支那においては大昔からの華夷秩序思想が障害となりました。
 日本は戦後の占領政策によりアングロ・サクソン的価値観を押し付けられましたが、日本の国民側にも甘んじてそれを受け入れようとする積極的な意思があったと思います。「神国日本」を打ち負かしたアメリカの強さの秘密は何だったのだろうという疑問と、それを知って日本を更に強い国にしたいという願望があったと思います。戦前から大方の識者は日本の勝算が乏しいことを知っていたようですが、一般国民は知りませんでした。しかし敗戦によってアメリカ型の民主主義や豊かな物資に囲まれた生活を見て、日本に欠けていたものを思い知ることになります。そこで戦後の日本は朝鮮戦争や米ソ冷戦という神風にも助けられて経済発展に努め、物質的にも豊かな国となりました。今や日本は本来持っていた伝統的な強さとアメリカ的な強さを併せ持つ、「史上最強の国」となることも可能となったのです。そしてそんな強い国を作れる下地を持っているのは日本だけであり、アメリカの内情にもよく通じていることから、その設計図を既に手に入れたようなものです。
 これから日本は、原爆投下を始めとしたイギリスとアメリカから蒙った数々の理不尽で人道に反した侵略と、民族的・人種的不名誉に対してリベンジを果たさなければなりません。それによって世界の人々の意識と世界の勢力地図が根底から変わることになるでしょう。そのために悪の枢軸イギリスとアメリカを力で叩き伏せ、次に世界中から白人キリスト教徒至上主義を徹底的に葬り去らなければなりません。キリスト教のような一神教は宿業として必ず争いを引き起こし、異教徒を神の名において根絶やしにしようとするからです。殲滅すべきは一神教なのです。そして日本人の「和の精神による支配と思想教育」により、世界に「真の平等と平和と幸福」をもたらさなければなりません。それができるのは日本人だけです。それを実現するためには「水爆ミサイルをも凌駕する決定的な最終兵器(ミサイルに限らない)」を開発し、原爆を投下された時と同じように「予告なしに攻撃」をして、イギリスとアメリカを壊滅させ、その威力の凄まじさと同時にアングロ・サクソン的偽善など一切通用しないことを世界に見せつけることで、「すべての国に反撃の意欲すら失わせ」、野蛮で人でなしの象徴イギリスとアメリカを一気に無条件降伏させてしまわなければなりません。そのために必要なものは「才能、科学技術力、組織力、資金力」です。特に資金力はアングロ・サクソンを走狗として操ったロスチャイルドを中心とする国際金融資本家たちから奪い取ってしまわなければなりません。奪い取らないとスペイン、イギリス、アメリカと同じように寄生され、搾取され、衰退した後に捨てられるからです。かつて覇権を唱えたそれらの国々と同じ目に合うからです。

アメリカは「国際金融資本」に操られた国

西尾幹二氏は以下のようにおっしゃっています。
 京都大学の碩学達は、今次大戦を「国対国(同盟対同盟)」ではなく「秩序対秩序(構造対構造)」の戦いとして把え、また、米国は「戦争の永続化」を考えていた、と云うご指摘。そのように考えると、悪業(謀略)の限りを尽くして太平洋の覇権を握るに至った「米国」なるものは、「国民国家」としての米国と云うより、「金融資本」に使嗾されてきた米国と云うものではないのか。
 また、帝国主義的な覇権が、スペインから英国そして米国へと移ってきたのは、キリスト教文化圏の国家同士の角逐によるものと云うより、「ユダヤ金融資本」が「国際金融資本」として強大化する過程において、その寄生する拠点をスペインから英国そして米国へと移し、その国の軍事力を強化し、外交手腕を悪辣極まりないものにして使嗾してきたことによるものではないのか。
 そしてそれらの国々は、世界史に悪業を刻み込んで使嗾された末に徹底的に搾取されて衰退し、現に米国も衰退の流れに入り、「国際金融資本」は、次の寄生先として「中国」にシフトしつつあるのではないか。(その証拠に、米国内の根強い批判を尻目にビルダーバーグやCFR(外交問題評議会)などが主導して中国に巨大な資本と高度な技術を注入し続けているではないか。)
 また「秩序対秩序(構造対構造)」と云うものに、その根底にある「世界観対世界観(神観対神観)」と云う視座も加え、それを見据えながら考えて行くことが肝要ではないか。
 そのような観点からも、検証を進めて行く必要があるのではないかと考えている。

 その通りだと思います。世界の覇権がスペインから英国そして米国へと移ったのは、ユダヤ金融資本の寄生する拠点がそのように移動したからです。では米国の次はどこへ移動するのでしょうか? ひょっとしたら日本かもしれません。日本は神道の国であり、キリスト教国のようには行きませんが、寄生することは可能です。神道は古代にユダヤ教の影響を受けており、親和性があるのかもしれません。日本もユダヤ金融資本の弊害を承知した上で、国の発展と世界の覇権を握るために歓迎する可能性は十分あります。日本の「和の精神」の価値観を世界に浸透させ、日本の正義、正当性を世界に知らしめることで、長く続いた白人キリスト教的価値観を覆し、新しい価値観を世界に広める絶好の機会となるからです。史上始めて有色人種が世界の覇権を握ることにも大きな意義があります。
 他に中国やインド、あるいはロシアの可能性もありますが、諸条件を較べますと日本がもっとも可能性が高いのではないでしょうか。
 ユダヤ人が拠点を日本に移動させたら「和の精神」が世界を席巻し、一神教は大きなダメージを受けるでしょう。あらゆる宗教を飲み込み、その上に君臨する「和の精神」を理解した各宗教の信徒たちは、教義を変更せざるを得ないでしょう。そして過去の罪業が暴かれた白人キリスト教徒たちが、日本人に弾劾され踏みつけにされることで世界の人々の意識は変わります。キリスト教が絶対に正しいと信じ込んできた者たちは心を打ち砕かれます。そしてきっと深いアノミー状態に陥るでしょう。