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皇紀2686年(2026)2月

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太平洋戦争は勝てる戦争だった

(山口九郎右衛門)

 日本帝国陸軍の暗号は最初から最後まで鉄壁で英米軍に解読されたことはなかったが、海軍の暗号は昭和17年1月20日豪北沖で行動中のイ124号潜水艦が豪駆逐艦によって沈没させられた時、米軍によって海軍D暗号書と乱数表を手に入れられてしまった。以降、珊瑚海海戦、ミッドウェー海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦は米軍の勝利か引き分けという結果になった。

 日本帝国海軍の暗号は解読されてしまったし、愚かにも解読されていることを察知することもできなかったが、陸軍の暗号は最後まで解読されていなかったことは特筆すべきだ。
大東亜戦争において日本がアメリカに負けない条件
■形而下学的要素
  1. 空軍省の設立
  2. 航空燃料の自給自足
  3. 少品種多量生産の社会化
  4. 航空技術力の集中活用法
  5. 少年操縦員と化学技官の優遇人事
  6. 最高指導者層の特別教育(国民満足の再教育)

■形而上学的要素

 問題解決にあたっては議論のための議論をせず、決められたルールに従い、物的証拠によって証明する「帰納法」で議論する。これを日本全国のカルチャーとして定着させること。

 昭和30年、時の重光外相はニューヨークのマッカーサーを訪ね、天皇からの挨拶を伝えた。その時マッカーサーは戦後10年間で日本をここまで復興させた最大の殊勲者は昭和天皇であると言い、戦後初めて両者が会った時には、天皇は自身はどのような処置でも受けるが国民だけは助けてくれと繰り返し懇願したことを語った。このことでマッカーサーはすっかり天皇を見直し、尊敬するようになったと言う。

 昭和天皇は昭和21年元旦に「人間宣言」の勅語を下された。その冒頭には明治2年に発布された「五箇条のご誓文」があり、そこには日本民主主義の基本が書き連ねてあった。それは民主主義が決して戦後輸入されたものなどではないことを証明している。

日本精神の基盤には「正直」がある。

 支那人や朝鮮人が日常嘘をつきまくっても恥じないことや、史実の捏造・歪曲を盛んに行って日本を貶めても日本人がやり返さないのは、日本精神の基盤に「正直」があるからである。

 「帰納法的思考」は証拠に拠り、虚偽を許さず正直を理念としている。「眼に見えない戦備」としての「帰納法的思考」が欠けていると、「眼に見える戦備」がいかに満たされていても国家的な悲劇をもたらす。そして驚くなかれ現在の行政組織も同じ欠陥を持ち続けている。

 徳山海軍燃料廠による人造石油開発成功の虚報が、連合国の日本への経済封鎖・石油禁輸を決定させたことを思うと、最大の戦犯であったと言える。

 発明・発見には発明者の心と創造者(神)の心が込められている。自然科学とはゲーテの言う「神宿る」自然の中に深く入り込むこと。20世紀初頭はヤンキーと呼ばれた多くの無名職人達によって米国の世紀となったが、その数年後に核兵器の製造と使用によって創造者と発見者の心は刺し貫かれた。主犯はハリー・トルーマン。彼は創造者に対する罪と人道に対する罪を犯した。それから60余年、今度はサブプライムローン商品を販売し世界中を不幸に陥れた。やることなすこと人類を不幸にする理由は「神宿る」ものを作らなかったからである。心なきアメリカ人はヤンキーの心を取り戻すべきだ。

 なるほど。「神宿る」発明・発見でなければ、それが人類を不幸にする。