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皇紀2684年(2024)12月

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裸の共産主義者

 1958年、アメリカで出版された共産主義について書かれた有名な本で、共産主義について語る時、避けて通れない本です。著者は元FBI、元警察署長、元警察雑誌編集長、大学教授、政治評論家だったクレオン・スコウセン氏。彼はこの本の中で共産主義者がアメリカや世界で実現させたい45の目標を暴露しています。そしてそれらは着々と実現され、今ではかなりの目標が実現されている事が分かります。その45の目標とは以下の通りです。

  1. 核戦争を回避する為には「ソ連との共存」が唯一の選択肢であると、アメリカが受け入れる事。
  2. アメリカが核戦争を戦うよりも、むしろ喜んで降伏の意思表示をする様になること。
  3. アメリカの総合的な軍備縮小は、「道徳的な強さの証である」という幻想を作り上げる事。
  4. 共産主義国であるか、物品が軍事利用可能であるかどうかに関わらず、全ての国家間の自由貿易を許可する事。
  5. ロシアとソ連衛星国に対する長期貸付を延長する事。
  6. 共産主義国であるかどうかに関わらず、全ての国家にアメリカからの援助を提供する事。
  7. 共産中国を国家承認し、国連への加盟を承認する事。
  8. 1955年にフルシチョフと結んだ、国連の監督下に於ける自由選挙によってドイツ問題を解決するという約束は無視し、西ドイツと東ドイツを別々の国家にしておく事。
  9. アメリカは交渉が行われている間は核実験を中断する事に同意している為、核実験禁止の為の交渉を長引かせる事。
  10. 全てのソ連衛星国に国連の代表権を与える事。
  11. 国連を人類の唯一の希望だと宣伝する事。もし国連憲章を書き直す機会があれば、国連を世界で唯一武装した世界政府と定めるよう要求する事。
  12. 共産党を非合法化しようとするあらゆる試みに抵抗する事。
  13. 「忠誠の誓い」を廃止する事。
     忠誠の誓いとは、アメリカの公式行事で暗唱される宣誓文で、脱帽し、国旗に向かって直立し、右手を左胸に当てて、「私はアメリカ合衆国国旗と、それが象徴する万民の為の自由と正義を備えた、神の下にある分割出来ない一つの共和国に忠誠を誓います」というもの。
  14. ロシアが米国特許庁にアクセスする事の許可を継続する事。
  15. アメリカの政党の一方、又は両方を乗っとる事。
  16. 裁判所の法解釈による決定を利用し、市民の権利を侵害していると主張して、アメリカ人の基本的な慣習を弱体化させる事。
  17. 学校を社会主義と共産主義を植え付ける「洗脳の場」とする事。カリキュラムを緩和して学力を低下させる事。教職員協会を支配下に置き、共産党の方針を教科書に盛り込む事。
  18. 全ての学生新聞を支配下に置く事。
  19. 共産主義を標的にする政策や組織に対して、学生に暴動を起こさせ大衆の抗議活動を煽る事。
  20. 報道機関に浸透し、書籍のレビュー、社説の内容、会社の方針を決定するポストを支配下に置く事。
  21. ラジオ、テレビ、映画界の重要なポストを支配下に置く事。
  22. あらゆる芸術的表現の品位を落とす事により、引き続きアメリカ文化の評判を傷つける事。
  23. 芸術評論家や美術館の責任者を支配下に置く事。そして醜く、不快感を与え、無意味な芸術を促進する事。
  24. 猥褻行為や猥褻物を取り締まる法律の事を「検閲」と呼び、「言論の自由の侵害」だとしてこれらの法律を撤廃させる事。
  25. 出版物、映画、ラジオ、テレビでポルノを奨励し、道徳的な文化水準を破壊する事。
  26. 同性愛、異常性愛、フリーセックスを、「正常で、自然で、健全なもの」と見做す事。
  27. 宗教界に浸透し、神の啓示に基いた宗教を「社会的」な宗教に置き換える事。聖書の信頼性を喪失させ、宗教的支えを必要としない知的成熟の必要性を強調する事。
  28. 「政教分離の原則」に反している事を理由に学校での祈りの時間や、宗教的な表現を排除する事。
  29. 合衆国憲法を、不十分で、古臭く、現代のニーズに合わない、世界中の国家間の協調を妨げるモノであるとけなす事。
  30. アメリカ建国の父たちの信用を傷つける事。彼らを一般人には無関心で利己的な支配階級だったと描写する事。
  31. あらゆる種類のアメリカ文化をけなし、世界の歴史のごく一部に過ぎないという理由で、アメリカ史を教える事に反対する事。共産党による政権奪取以降のロシアの歴史により重きを置く事。
  32. 精神文化の隅々にまで中央管理体制を敷く為に、教育現場、社会福祉機関、社会福祉プログラム、精神科クリニック等に於ける、あらゆる社会主義的な活動を支援する事。
  33. 共産党組織の運営を妨害する、あらゆる法律や手続きをなくす事。
  34. 米下院の「非米活動に関する委員会」をなくす事。
  35. FBIに対する信用を貶め、最終的には解散させる事。
  36. より多くの労働組合に浸透し、支配する事。
  37. 大企業に浸透し、支配する事。
  38. 逮捕歴の一部を警察から社会福祉機関に移譲する事。異常行動の問題は全て精神科医以外には理解も治療も出来ない精神疾患として扱う事。
  39. 精神医学の専門家を支配下に置き、共産主義の目標に反対する人々を強制管理する手段として、精神保健法を利用する事。
  40. 家族制度への信頼を喪失させ、フリーセックスと安易な離婚を推奨する事。
  41. 親の悪影響から子供を遠ざける事の必要性を強調する事。先入観、精神的閉鎖性、知的障害は、親に抑圧された影響によるモノであるとする事。
  42. 暴力や暴動は、アメリカの伝統では正当な手段であるという印象を作り出す事。つまり、学生や特別な利害関係集団は蜂起し、「団結力」を行使して、経済、政治、社会の問題を解決すべきである。
  43. 先住民が自治統治を行う準備が整う前に、全ての植民地政府を転覆させる事。
  44. パナマ運河を国際管理にする事。
  45. 国際司法機関によるアメリカの国内問題への介入を阻止出来ないよう、「コナリー留保」を無効にする事。国際司法機関の権限が国家にも個人にも同様に及ぶようにする事。
     コナリー留保とは、当時アメリカ上院外交委員会議長だったトマス・コナリーが提唱し実現させたもので、国際司法機関のアメリカ国内問題への介入を避けるため、アメリカ国連憲章規準を一部修正して、「問題を国際法廷に持ち込むかどうかを決めるのは国際司法機関ではなく、アメリカ合衆国である」と変更した。

 これらは決して妄想から生み出された陰謀論等ではなく、現在も継続されている恐るべき本物の世界的陰謀なのです。これらの目標は今も完遂を目指して着々と手が打たれています。まさにステルス・インベージョン(目に見えない侵略)が行われているのです。