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皇紀2685年(2025)2月

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アメリカは中国の正体がまるでわかっていない

 アメリカは近代化とは相容れない中国の正体がまるでわかっていないので、米中間には戦前から何となく手を取り合う空気がありました。一方的な誤解なのか、相互に誤解しているのかわかりませんが、アメリカはいつも日本より中国を尊重します。前に中国人移民を排斥したことの贖罪意識があるのかも知れませんが、日本と違い中国ならキリスト教化できる可能性を感じたのかも知れません。しかし多くの宣教師を派遣したのは大陸での日本軍に対するスパイ活動のためとも言われています。

九ヶ国条約の真の目的

 1922年の九ヶ国条約は英・米の明らかな陰謀でした。日本・イギリス・アメリカ・フランス・イタリア・オランダ・ベルギー・ポルトガル・支那が参加しましたが、それは日本の海軍力を削ぎ、支那の主権尊重、領土保全、大陸の門戸開放と機会均等を約するものでした。しかし日本代表であった加藤友三郎海軍大臣と幣原喜重郎駐米大使は愚かにも調印してしまいました。このようにいつも日本外交は迂闊で愚かでした。

マニフェスト・ディスティニー

 アメリカの世界侵略を正当化した「マニフェスト・ディスティニー(明白な運命)」とは、アングロ・サクソンを神に祝福された選民であるとして、世界中の民をこれに同化させることを神勅であるとした勝手な考えです。アメリカインディアン征服、黒人奴隷化、領土拡大といった覇権主義を正当化する恥ずべき欺瞞です。そしてこの考えはナチスそっくりであり、ヒトラーに最も似ているのはフランクリン・ルーズベルトなのです。

 「マニフェスト・ディスティニー」はアメリカ版中華思想と言って良いでしょう。あるいはユダヤ人の選民思想に通じるものがありますね。実に勝手な考え方です。

日本は戦前からずっと民主主義国家

 日本人は戦後アメリカが民主主義を与えてくれたと思っていますが、それはとんでもない誤解です。そもそも民主主義とは観念でも理念でもなく、外国にモデルがあるという類のものでもありません。「独裁ではないそれぞれの民族の暮らし方」が民主主義であり、日本人には日本人の暮らし方の中に民主主義があるので、アメリカの民主主義こそが本物の民主主義だと思うのは明らかな間違いです。また民主主義を至上のものと考えることも間違いです。独裁は悪ですが、民主主義はその次に悪です。アメリカは教条主義的であるため、己のデモクラシーは最高のものだと言い触らして恥じませんが、独裁国家ソ連と手を組んだことは明らかに矛盾しています。実はルーズベルト政権にはコミンテルンの手先が大勢潜り込んでおり、アメリカの民主主義はソ連化してしまっていたのです。その点、日本は共産主義でもなく、ナチスでもなく、戦前からずっと民主主義国家でした。

アメリカは支離滅裂でバカな国

 アメリカはデモクラシー擁護、全体主義反対を唱えていましたが、実際にやったことはイギリスを援助し、蒋介石を援助しました。イギリスはインド・マレーシア・ビルマ・チベットで残虐極まりないことをやったアジアに対する侵略国家です。また蒋介石は民主主義者ではなくファシストであり、ヒトラー同様に総統と名乗るナチズムに最も近い思想の持主でした。国民党という名前もそれを如実に物語っています。後に台湾に逃走した時も、台湾人を3万人も殺害しています。つまりアメリカは口では立派なことを言いますが、平気で真逆のことをやる支離滅裂国家です。しかし結局アメリカは支那の共産化に資金と人を注ぎ込んだことになり、巨大な市場を取り逃がすというバカなことをやってしまいました。

日本の真珠湾攻撃はアメリカの謀略

 F・ルーズベルトは参戦するためにどうしても日本に先制攻撃をさせたかったのです。そこで謀略を講じてわざと日本軍に真珠湾を攻撃させました。日米戦争に従軍したアメリカ人スティネットの書いた「真珠湾の真実/ルーズベルト欺瞞の日々」にあるように、最近真実がどんどん解明されつつあります。